05031962888から突然電話がかかってきて、不安になっていませんか?
この番号はGMOペイメントサービスからのZOZOTOWNツケ払い督促電話で、決して詐欺ではありません。
しかし、放置すると深刻な問題に発展する可能性があるため、適切な対応が必要です。
この記事では、督促電話の正体から具体的な対処法、無視した場合のリスクまで、あなたが知るべきすべての情報をわかりやすく解説します。
今すぐ正しい対応をとることで、問題を早期解決に導くことができます。
05031962888の正体はGMOペイメントサービスの督促電話
「05031962888」からの着信は、ZOZOTOWNツケ払いに関する公式の督促電話です。
「不審な着信だから出ない。」「詐欺電話に決まっている。」と思わずに、電話をとる必要があります。
なぜ05031962888から電話がかかってくるのか
05031962888は「GMOペイメントサービス株式会社」の電話番号です。
GMOペイメントサービスがZOZOTOWNのツケ払いサービスを提供しています。
ツケ払いを遅延した場合、ZOZOTOWNから督促電話がくるわけではありません。
督促電話がGMOペイメントサービスであるとわかっても、「ZOZOTOWNからの連絡ではないから詐欺電話だ。」と決めつけないようにしましょう。
なお、05031962888の他にも、着信が「0120577744(docomo・au利用)」「0032069000・0120577744(Softbank利用)」等の場合もあります。
督促電話の内容と頻度
ZOZOTOWNツケ払いの期限を過ぎても支払いがない場合、GMOペイメントサービス側から督促電話がきます。
家族や友人からの見慣れた着信でなくとも、慌てずに電話をとりましょう。
電話してきた担当者は支払いが確認できない事実や、支払いを促す要請も行います。
電話を受けた利用者は電話担当者の指示に従い、速やかに支払いを済ませましょう。
なお、05031962888は発信専用の電話番号であり、折り返し連絡をとると、自動音声で入金について案内されます。
電話に出ないまま支払いを遅延すれば、電話だけでなくSMS・メール・ハガキ等の督促通知がきます。
05031962888からの督促電話への正しい対処法
05031962888の督促電話を受け取ったら、冷静かつ理性的に電話担当者と話し合いましょう。
次のような発言は控える必要があります。
- 支払い方法もよく検討せず「払えないものは払えない。」と開き直る
- 「自分が経済的に苦しいのは社会のせいだ。」と感情的な発言をする
- 電話担当者に高圧的な口調で対応したり、脅迫したりする発言
支払いを遅延している利用者は、時間はかかっても必ず支払いを済ませるという姿勢で、話し合いを進めていきましょう。
支払いができる場合の対処法
速やかに支払いができるならば、「コンビニ払い」または「銀行振込」で対応します。
- コンビニ払い:GMOペイメントサービスから送信された支払い案内メールを確認→記載されたURLからバーコードを表示→コンビニのレジに提示し現金支払い
- 銀行振込:GMOペイメントサービスから送信された支払い案内メールを確認→「銀行振り込みでお支払い」を選択→銀行で振込
なお、万一案内メールを消去した場合、督促メールの記載URLにアクセスし再送を求めましょう。
入金確認が完了すると、GMOペイメントサービスより入金確認のメールが配信されます。
なお、ツケ払いの入金確認には最大で4営業日程度かかる場合もあります。
支払いが困難な場合の対処法
何らかの理由ですぐに支払いができないときは、GMOペイメントサービスに連絡をし、担当者と支払い方法を相談しましょう。
事前に自分の現在の収入状況や、売却して現金化できそうな財産を調べ、支払いのスケジュールを立てておきます。
担当者と話し合いをするときは、落ち着いた口調で次のように具体的な提案を行いましょう。
- 「〇月〇日まで支払い期限を延長してくれたら、もうすぐ勤務先からボーナスが出るので、一括支払いができる。」
- 「〇回分割できるなら無理なく支払える。もしも支払い金額が不足する場合は財産を現金化して賄う。」
条件によっては、支払い期限の延長・分割払いが認められる可能性も十分にあります。
担当者の承諾が得られると、一時的に督促が停止されます。
GMOペイメントサービスへの連絡方法
GMOペイメントサービスに連絡をとりたいときは、ホームページ「お問い合わせフォーム」に必要事項を入力して送信しましょう。
しばらくしてから担当者からメールまたは電話で返信があります。
一方、電話で連絡をとりたくとも、GMOペイメントサービスからの着信は、そのほとんどが発信専用の電話番号です。
そのため、折り返しても担当者にはつながらないので、必ずお問い合わせフォームから連絡をとりましょう。
身に覚えがない場合の確認ポイント
ZOZOTOWNツケ払いの督促電話がきたものの、全く身に覚えのないときは次の可能性が考えられます。
- 単に支払いを忘れていた→ZOZOTOWNのマイページから注文履歴を確認
- 家族が自分に無断でZOZOTOWNのツケ払いを利用した→お問い合わせフォームから相談する
- 以前のスマホ番号の持ち主が支払いを終えていない→ZOZOTOWNのカスタマーサポートやGMOペイメントサービスに問い合わせ、自分の電話番号宛に誤った請求をしていないか確認する
- 着信が詐欺電話かもしれない→折り返しの電話は行わず、GMOペイメントサービス側のお問い合わせフォームから督促電話の有無を確認
いろいろな可能性を考慮しつつ、冷静に対処していきましょう。
なお、自分が本当にZOZOTOWNで商品を購入したかどうかは、「注文履歴」から確認できます。
- ZOZOTOWNのホームページでログイン
- トップページ右上のID名から「注文履歴・発送状況」をクリック
- 注文の状況に合わせページが表示される
05031962888の着信を無視するリスクと影響
対応が面倒だからと05031962888の着信を無視すれば、ツケ払いの利用を停止されてしまいます。
なおも支払いに応じなければ、ブラックリストへの登録や最終的に裁判所へ訴えられ、強制執行を受けるおそれもあるので注意が必要です。
ツケ払い利用停止と回収事務手数料発生
ZOZOTOWNツケ払いを遅延した場合、遅延損害金の発生はないものの、ツケ払いの利用が停止され回収事務手数料も発生します。
ツケ払いの利用は支払い期限の経過後、支払いの確認ができないとすぐに停止されます。
一方、通常の利用料金に回収事務手数料が加算されるのは、支払い期限を過ぎてから2週間後です。
回収事務手数料の額は利用料金によってそれぞれ異なります(すべて税込)。
- 1万円~:220円
- 5,000円~1万円未満:165円
- 5,000円未満:110円
電話やメール・SMS・ハガキによる督促の際に請求されるので、指示に従いコンビニ払いまたは銀行振込で支払いましょう。
自宅・職場への電話拡大
支払いを放置していると、自分のスマートフォンへの督促電話やメールへの通知だけではなく、自宅や職場にも連絡される場合があります。
基本的に次のような順番で電話連絡があるので注意しましょう。
- 最初はZOZOTOWNに登録されたスマートフォンの電話番号へ連絡
- 連絡がとれないと自宅に連絡:自宅の電話をとった家族に滞納が発覚する場合もある
- スマートフォン・自宅電話でも連絡がとれないと職場へ連絡:職場の方々に滞納していた事実を知られてしまう可能性がある
ただし、自宅や職場に電話がかかってきても、電話担当者は「〇〇様がZOZOTOWNのツケ払いを滞納している」と、直接的に滞納の事実は話しません。
基本的には電話で「GMOペイメントサービスの〇〇です。〇〇様と連絡をとりたいのですが。」と切り出すことでしょう。
ただし、家族や職場の人がGMOペイメントサービスの業務内容(後払い代行サービス)を知っていると、滞納の事実に気付いてしまう場合があります。
ブラックリストへの登録
支払わないまま2〜3ヶ月が経過すれば、信用情報に延滞情報が登録されてしまいます。
延滞情報は事故情報(ブラックリスト)の一つであり、いわば「信用に傷がついてしまった」状態となるのです。
延滞情報は信用情報機関(GMOペイメントサービスは「CIC」に加盟)で管理され、最長5年間登録されてしまいます。
登録されている間は新たなクレジットカードの作成や、ローン契約は非常に困難です。
たとえ登録が抹消されたとしても、GMOペイメントサービス内で事故情報(ブラックリスト)を保管している可能性があります。
いわゆる「社内ブラック」として記録されている場合、以後GMOペイメントサービスに関連したサービスの申込ができなくなります。
弁護士・債権回収会社からの催促
滞納期間が4〜6ヶ月となれば、GMOペイメントサービスは法的措置を進めることになるでしょう。
ただし、GMOペイメントサービスは後払い代行サービスを提供しているものの、債権回収までは業務としていません。
債権回収のための法的措置は提携している法律事務所(弁護士)、または債権回収専門会社(系列会社の「あおぞら債権回収」等)が担います。
法律事務所(弁護士)や債権回収専門会社から、まず滞納者宛に裁判所を通じた法的措置の予告通知・滞納分の催促がなされます。
催促に応じて支払いを完了しなければ、少額訴訟や支払督促申立ての手続きが進められるので注意しましょう。
裁判・差し押さえの法的措置
6ヶ月以上滞納が続いた場合、法律事務所や債権回収専門会社が法的措置をとります。
法的措置としては、主に「少額訴訟」「支払督促」があげられます。
法的措置 | 少額訴訟 | 支払督促 |
---|---|---|
内容 | 60万円以下の金銭支払いを求めるため、簡易裁判所で訴訟を行う制度 | 申立てより、滞納者に金銭の支払い等を督促する裁判所書記官の処分 |
和解のタイミング | 裁判手続き中にいつでも和解可能 | 裁判外でいつでも和解可能 |
和解しない場合 | GMOペイメントサービス側が勝訴すると、滞納者に支払いを命じる判決が下る | 裁判所から支払督促が送達され、送達日~2週間以内に滞納者が異議を申し立てないと、GMOペイメントサービス側が申立て、仮執行宣言が付される |
GMOペイメントサービス側が勝訴判決を受け、または支払督促に仮執行宣言が付されても、なお滞納者は支払いを拒む可能性もあるでしょう。
その場合、GMOペイメントサービス側の法律事務所や債権回収専門会社は、裁判所に強制執行の申立てができます。
強制執行の申立てが認められると、滞納者の財産が差し押さえられてしまいます。
ZOZOTOWNのツケ払い滞納の根本的解決策
滞納者の中には次のような事態となり、ZOZOTOWNのツケ払いの支払いが困難となっている場合もあるでしょう。
- 無職になってしまい収入が途絶え、ZOZOTOWNのツケ払いを支払えない
- ZOZOTOWNのツケ払いの他、他の借入も行っていて多額の返済額となった(多重債務)
それに加えて、返済のために現金化できる財産がない場合や、家族・友人からも借金できない場合は、債務整理による解決方法を検討してみましょう。
債務整理による解決方法
借金の返済に困っている方々を対象として、返済期限の延長や借金の免除・減額を目指す方法が「債務整理」です。
債務整理の方法として主に任意整理・個人再生・自己破産の3種類があります。
自分の職業や経済事情等に応じ、適した方法を選択できます。
任意整理・個人再生・自己破産それぞれの特徴は下表の通りです。
債務整理 | 任意整理 | 個人再生 | 自己破産 |
---|---|---|---|
特徴 | 利息の減額、返済期限の延長 | 借金の大幅な減額、返済期限の延長 | 借金の免除 |
裁判所の関与 | 無し | 有り | 有り |
整理対象 | 選択可能 | 住宅ローン除く全債務 | 全債務 |
手続きにかかる期間 | 3〜9ヶ月程度 | 6ヶ月〜1年程度 | 3ヶ月〜1年程度 |
費用(目安) ※弁護士等の費用を除く | 数千円 ※郵便代と印紙代 | 再生委員選任の有無 ・無し:約1万2,000円・有り:約20万円 | ・同時廃止:約1万2,000円・少額管財事件:約20万円・管財事件:約50万円 |
弁護士等の費用(目安) | 5~15万円 | 50~90万円 | 50〜130万円 |
注意事項 | 債権者側が和解に応じない可能性あり | 申立ての際に住宅ローン特則を付加しないと住居は没収される可能性あり | ・基本的に破産者名義の財産は没収される・一定期間にわたり職業・資格制限を受ける |
債務整理の中でも任意整理は裁判所に申立てず、債権者側との交渉で和解を目指せる方法です。
ツケ払い滞納は、ZOZOTOWNでの商品の購入費用なので比較的低額です。
ツケ払い滞納の解消のみを目指し、返済期限を延長すれば支払いが可能なら、任意整理を選びましょう。
ただし、債権者側が納得できる返済計画を提案しないと、和解は困難といえます。
任意整理の場合も弁護士等にサポートを依頼し、債権者との交渉を任せた方が無難です。
専門家への相談メリット
債務整理を検討しているなら、速やかに弁護士や司法書士へ相談した方がよいでしょう。
弁護士等は相談者の現状をよくヒアリングし、最適な債務整理の方法を提案します。
また、任意整理・個人再生・自己破産それぞれのメリット・デメリットも説明するので、債務整理の手続きを進める前に有益なアドバイスが得られます。
債務整理の相談費用は30分で5,000円が相場です。
ただし、法律事務所・司法書士事務所の中には、無料で相談に応じるところもあります。
無料相談を活用すれば債務整理の実績が豊富か否かや、自分のニーズにあった弁護士・司法書士かを気軽に確認できます。
まずは法律事務所・司法書士事務所のホームページ等で、債務整理の実績の有無を確認後、相談予約を行いましょう。
今後の再発防止策
ZOZOTOWNのツケ払いを支払えない等、支払いが滞る事態を繰り返さないため、次のような心がけが必要です。
- 自分の毎月収入をよく確認し、商品の購入金額の上限を決める
- 自宅の水道光熱費、食費、レジャー費用、ローン等の毎月の支出を確認する
- 「支出が多ければ家族や友人に頼れば良い。」という考えを捨てる
- ツケ払いの決済方法ではなく「デビットカード」の利用を検討する
デビットカードは、使ったお金が即座に口座から引き落とされるので、使いすぎを防止できというメリットがあります。
また、毎月の収支を記録すればどのくらい金銭的な余裕があるのか、商品の購入を検討する前に確認が可能です。
そのため毎日家計簿を付ければ、無駄遣いを減らす習慣が身につくことでしょう。
家計簿はスマートフォンからでも、気軽に家計簿アプリがダウンロードできます。
05031962888の着信に関するよくある質問(Q&A)
さいごに05031962888の着信についてよくある質問に回答します。
遅延損害金は請求されますか?
ZOZOTOWNのツケ払い自体を滞納しても、基本的に遅延損害金は請求されません。
ただし、回収事務手数料として所定の金額が請求されるので注意しましょう。
また、弁護士・債権回収会社が裁判を起こした場合は、遅延損害金(利率年5%程度)を請求される可能性もあります。
そのため弁護士・債権回収会社は法的措置を実行する前に、滞納分を支払いましょう。
ZOZOTOWNは利用できなくなるのですか?
ツケ払いの長期間放置や債務整理を実行すると、ZOZOTOWNを利用できなくなる可能性が高いです。
ただし、電話やメール・SMS・ハガキによる督促を受けた段階で、速やかに支払いを完了すれば、今後もZOZOTOWNの利用を認められることでしょう。
遅くともブラックリストへ登録される前に、滞納分の支払いを済ませた方がよいです。
ZOZOTOWNツケ払いの滞納は何ヶ月で裁判になりますか?
6ヶ月以上滞納が続いた場合に、裁判を起こされる可能性があります。
裁判を起こす前に、GMOペイメントサービスと提携している弁護士や債権回収専門会社から、滞納分を支払うように通知が届きます。
その時点で通知に従い滞納分を支払えば、裁判に発展する事態を回避できることでしょう。
まとめ:05031962888からの督促電話は迅速な対応が重要
05031962888等から着信があれば、無視せず電話をとり担当者と支払い方法について相談しましょう。
ZOZOTOWNツケ払いの期限までに支払いが難しくとも、期限後、迅速にコンビニ払いや銀行振込を行えば、わずかな回収事務手数料の負担だけで済みます。
ただし、ZOZOTOWNツケ払いだけではなく他の債務もあって、支払いが困難な状況なら、債務整理で解決する方法も考えましょう。
債務整理を行う前に弁護士や司法書士と相談し、アドバイスやサポートを得られたなら、手続きを円滑に進められます。